不動産売却において、「鑑定」と「査定」は異なる役割を果たします。以下に、両者の違いを詳しく説明いたします。
不動産の「鑑定」
**不動産の「鑑定」**は、法律に基づいて不動産の資産価値を評価する行為を指します。具体的な場面としては、以下のようなケースがあります:
- 固定資産税の算定: 不動産の固定資産税を計算する際に、鑑定による評価が使用されます。
- 相続や贈与の際: 不動産の財産分与や相続、贈与の際にも鑑定が必要です。
- 担保価値の決定: お金を借りる際に不動産の担保価値を決めるためにも、鑑定による評価が行われます。
- 売買取引: 不動産の売買取引においても、鑑定による評価が活用されます。
鑑定は、以下の3つの方式により評価額を算出します:
- 取引事例比較法: 似た条件の不動産の成約価格を参考にして査定価格を算出します。
- 原価法: 不動産を再度建築あるいは造成した場合の費用を考慮して査定価格を割り出します。
- 収益還元法: 不動産の将来の収益を考慮して査定価格を出す方法です。
鑑定は、国家資格の不動産鑑定士のみが行える仕事であり、法的な根拠を持つ客観的な評価です。
不動産の「査定」
**不動産の「査定」**は、不動産の売却や買い替えを考える際に、予想価格を算出する行為を指します。具体的には以下のポイントがあります:
- 査定価格算出: 周辺物件の成約価格などを参考にして、不動産の売り出し価格を予測します。
- 査定の方法は多様: 不動産会社によって調査の仕方は異なりますが、査定は客観性があり、算出に根拠が必要です。
- 査定価格は目安: 査定価格は法的な責任を伴わないため、正式な数字として通用しないことに注意してください。
査定は、簡易査定と訪問査定の2つの方法があります。状況に応じて適切な査定方法を選ぶことが大切です。
不動産売却を検討する際には、査定と鑑定の違いを理解し、自分に合った方法を選択してください。
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