所有している不動産を売却したいとご希望される場合、建物の築年数が経っていたり、傷んでいたりする場合は、土地として売却することもよくあります。
その場合、解体費用は売主、買主どちらが負担するのかという決まりはありませんが、一般的には売主負担で解体して更地にして引き渡すというケースが多いです。
その時、どれぐらいの費用がかかるのか、その目安を解説したいと思います。
今回は日本国内で約6割弱を占めていると言われる「木造家屋」の費用についての解説となります。
木造家屋の解体費の目安は、建坪(床面積)あたり3~4万円ほどが一般的な相場となります。
例えば、床面積が30坪のお家なら、90~120万円ほどとなります。
ただこれはあくまでも基本的な相場の価格で、建物の条件によって変わってきます。
費用に大きく影響するものには、次のようなものがあります。
①進入路(前面道路)の状況
②近隣建物との距離
③残置物の有無
④庭まわりの解体
⑤高低差
それぞれ簡単に説明します。
①進入路(前面道路)の状況
解体には重機や廃材を搬出するためのトラックを現場に入れる必要があります。
そこへ至るまでの進入路が狭かったり、全面道路が狭かったりすると、重機やトラックを進入させることができません。
小さな重機で少しづつ壊したり、小さなトラックでなん往復も廃材を搬出する(小運搬)と、当然費用は多くかかってきます。
②近隣建物との距離
近隣の建物との距離が近いと重機で壊すことができず、人力で解体(手壊し)することになります。これは時間も手間もかかるので、費用は高額になります。
都会の狭小地建物や、昔の長屋建物などを解体するときなど、よくあるケースです。
③残置物の有無
空家でモノが何もない場合だと良いのですが、中に残置物がある場合は別途その処分費用がかかります。
④庭まわりの解体
建物だけではなく、庭の解体にも別途費用が発生します。特に庭石、立ち木、石灯籠、ブロック塀などを解体して更地にする場合などはその費用も必要になります。
⑤高低差
敷地に高低差がある場合にも別費用が発生することがあります。単純に重機が入りにくかったり、盛土の土を捨てる場合などは残土処分費用が発生します。
解体費用は、土地建物の状況によってかなり変わってきます。
ハウスアイビーでは解体費用のお見積もりのご相談もお受けします。
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